先輩と後輩が語る
新人研修時代の思い出

入社後右も左もわからなかった新人時代。最初に教育を担当してくれた先輩と後輩が、久々に再会。出会った時のことから、その当時伝えてもらった心得まで、お互いに膝を詰めて語り合ってもらうことで、当社の社風が新たに見えてきた。

MEMBER メンバー

  • AT物流グループ
    2018年 <中途>
    後輩 R.Wさん

    不動産会社の営業として働いたのち、当社へ入社する。未経験に加えて、それまで住んでいた町から愛知県へ移動というガラリと変わってしまった環境の中、物流マンとして第1歩を歩み始める。

  • 愛知営業所
    2005年 <中途>
    先輩 D.Yさん

    自身も元々レンタカー会社の営業だったという経歴を持つ中途入社組。入社したてのR.Wさんの面倒を、比喩でもなんでもなく頭から見ていた。今回は、R.Wさんが転勤してから半年以上ぶりの再会での対談となった。

お二人の出会いは?

後輩

出会いは最初に配属されたAGC愛知工場の中にある愛知営業所です。自動車ガラスの物流を専門に行っている営業所でした。

先輩

顔を合わせる前は、彼の前職が不動産業だったという情報しか知らず、少し不安でした。でも話をしたら元気のあるいい子だなと。

後輩

私は元々神奈川に住んでおりました。内定を頂いて、配属先である愛知県へ家を探しに来た際、土地勘もない私の為にYさんが一緒に家探しを手伝ってくれたのです。その時が初対面でしたので、こんなに良くして頂けるのかと非常に驚きました。

大事なことは

経験の有無より人間性

指導されるなかで印象的だったことは?

後輩

そもそも私の前職は不動産業でしたので、「物流とは何なのか」という具体的なイメージもない状態でした。

先輩

だから、物流を1から教えることはもちろん、愛知営業所の業務と仲間を知ってもらうことから始めました。

後輩

印象的なのは、発想の仕方です。私は頭が硬いのですぐ仕事のやり方に行き詰まる。Yさんは逆で私には考えつかない方法であっという間にこなしてしまう。そういう考えもあるのか、柔軟な発想ができれば早く進むのだと感じました。

先輩

発想というよりは、色々な経験値なのです。経験を元にこういうこともできるよというアドバイスを出すようにしていました。

一緒に取り組んだ仕事の思い出

後輩

AGC愛知工場はガラスを製造しており、十数年に一回、ガラスを製造する窯の火を落としての大規模な修繕作業が行われます。私が愛知工場にいた際、たまたまこの周期にあたりました。半年程生産が止まるので、その間の注文に対応できるよう海外品を受け入れて在庫をためておく必要があります。私が輸出入担当でYさんが輸送担当でしたので、協力しながらこのミッションを遂行しました。

先輩

生産が止まる間の態勢の周知を、彼が率先して現場のビジネスパートナーさんへ声かけしてくれたので助かりました。

後輩

イレギュラーなことも多数発生し、困ったこともありましたが、Yさんを含めたベテランの先輩方に聞いて回ることで何とかこなすことができました。

先輩

修繕は十数年に一度のことなので、ベテランでも経験者が少ないのですが、それでもわからないことは誰にでも聞いて回れる雰囲気は弊社の良い点ですね。

枠に囚われず柔軟な発想で

仕事に取り組む

新人もベテランも

声を掛け合える職場

失敗した体験は?

後輩

外部倉庫の管理がうまくいかず、荷物の運搬や、荷物の積卸しをしてくださるビジネスパートナー様に負担をかけてしまったことです。

先輩

そういったトラブルはよくあります。ただ、彼から話を聞くとやり方がよくなかった。

後輩

ビジネスパートナー各社にはそれぞれ要望があって、当時の私は言われたことを全て叶えようと動いていたのです。でも、どうしてもまとまらない。 「どうしましょう」とYさんに泣きついたところ一言「君はどうしたいの?」と。ビジネスパートナー社からの要望を聞いたうえで、自分はこの案件をどうまとめたいのか、必ず軸を考えてから仕事をしろとお叱りを受けハッとしました。

先輩

当時から「どうしたい?」というのは、聞くようにしていました。やっぱり、理想と現実が違う事はある。結果を考えずに行き当たりばったりで始めるとどうしても詰まることが多い。なので、まずどうしたいかゴールを設定し、折衝に当たるよう指導しました。

AGCロジスティクスという会社の特徴

後輩

先輩に相談は凄くしやすいと思います。各自で担当はありますが、みなさん過去に別の担当を担った経験がありますので、今の担当外のことでも相談に乗って頂けます。特に未経験者にはありがたい環境だと思います。

先輩

当社の営業所は大半が親会社であるAGCの工場に紐づいており、工場ごとに生産を行っているものも異なりますので、それぞれ事業部が異なります。ただし、実態としては横断的に一つに纏まっている会社です。他の事業部で得た知識を次の場所やプロジェクトで活かしていきやすい職場ですし、経験値を稼ぎながら人間関係もできあがってくることで、助けてくれるところもある。つながりが濃い会社ですね。

何事も自身の軸を持って取り組む

AGCロジスティクスは

職域に囚われず横断した仕事が可能

これから入ってくる方々へ

先輩

現在、40代、50代が年齢構成の大半になっていることが課題と考えています。若い人たちがもっと増えていってほしいですね。

後輩

ベテランの方々の持っているノウハウをまだ僕らの年代が引き継げていないなと感じています。これから入ってくる新しい方々と一緒に、その知識や技術を伝承していきたいと思います。

先輩

物流はどうしてもトラブルが頻発する職場です。そうした時の解決方法は別にひとつに決まってはいません。あまり硬く考えずに柔軟に考えてもらえればと思います。物流が何だかわからなくても、コミュニケーションをとりながら、色々な提案を一緒にしていける仲間が必要ですね。

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